痛車所有者へアンケートを実施 所有満足度は“高い”

痛車ビジョンは、痛車オーナーを対象に「痛車を始めたきっかけ」や「日頃で気にしている点」など、計7つの項目に対して460名を対象にアンケートを実施した。内容の一部を抜粋して、回答値を含め報告する。

「痛車をはじめたきっかけ」では、「車が好き(207名・45%)」を筆頭に、「アニメやゲームが好き(177名・38.5%)」「友人に勧められた(33名・7.2%)」などの回答が続く。自由回答では「ゲームで痛車を作っており実写でもやりたくなった」「街で見かけたのがきっかけ」などといった意見も寄せられた。

「痛車生活で最も目指しているもの」に関する問いでは、「自己満足(221名・48%)」がひときわ目立つ結果に。「共通の友人を増やす(74名・16.1%)」「推しへのアピール(60名・13%)」と並ぶ。イベントへの参加や雑誌掲載などを目指す人は(89名・19.4%)という結果になった。

イベントへの参加やアワードの受賞を目指す中で、89名中64人が痛車イベントに照準を向けており、少数派にカスタムカーイベントを目指す者もいた。

「自身の痛車に満足しているか」という問いでは、やや満足しているが(157名・34.1%)となり、その次の満足している(120名・26.1%)が続く。平均値の“どちらもない”においては103名・22.4%で、全体の約85%が自身の痛車に不満はないという結果となった。「痛車をすすめるか」といった内容では、“そうでもない”が(166名・36.1%)を占めるが、全体の回答率では、やや勧める、勧めるといった傾向になった。

「痛車制作のコスト」に関する内容では、“どちらでもない”が144件・31.3%を記録。また、安い・やや安いが190名・41.3%を占る。

痛車にして気をつけること(自由回答)では、運転マナーを気をつける点に関する回答が多く、制作元に迷惑をかけない行動を心掛けるといったコメントが多数寄せられた。SNSでの議論が繰り返されることも多く、日常の言動にも気をつけるといったコメントもあった。

求めるものは十人十色であり、さまざまな回答で溢れたが、気をつけている点などでは共有点も多く生まれた。全体を通じて痛車の所有満足度は“高い”ものであるという結果となった。

記事:アオニン

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