ITASHA VISION / PHOTO Gallery
“大好きの選択を”
LEXUS IS F
ラブライブ!
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
優木せつ菜 仕様
ゆのみ さん
ITASHA VISION / PHOTO Gallery
“大好きの選択を”
LEXUS IS F
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
優木せつ菜 仕様
ゆのみ さん
スーパー耐久に参戦するようなビジュアルを意識して車両制作を行ったというゆのみさん。現在の仕様にするにあたり、様々な葛藤があったという。
車両はレクサスのIS F。V8エンジンに5000ccの排気量を誇るモンスターマシンだ。外装は大きなGTウイングが目を惹く。GTウイングはSARD製のGT WING Fuji spec Mを採用。フロントリップはNOVEL Racing製。その他は純正だという。
ホイールはオフセットを攻めず、ENKEI製RS05RR(9.5J+35)を選択。前後の車高を20〜30mmを下げることでよりレーシングカーの風貌に近いものが出来たのではないかと話す。内装に関しては、OMPのフルバケットシートとハーネスを装着。なおレーシング仕様に近付けられるように内装も今後仕上げていきたいという。
ゆのみさんの痛車デビューイベントは2018年9月に行われたアイマスオンリーの痛車イベント“@stage”。当時乗っていたR33スカイラインにアイドルマスターシンデレラガールズの島村卯月を貼ったのが痛車ライフの始まり。時の移り変わりを経て現在のIS Fに乗り換えてアイドルマスターミリオンライブ!の高坂海美を貼り、アイドルマスター痛車オンリーイベント「P@TCH WORKS MEET.」(以下パチミ)を主催。奥伊吹スキー場にアイマス痛車を大量に集めたのも記憶に新しい。
しかし、日々新たな魅力的なコンテンツが出てくる中、ひとつ大きな機転があったそうだ。2022年1月に出会った「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(以下、虹ヶ咲)」。友人の勧めによって見始めたアニメに夢中になったという。そんな中、アイマス痛車のイベント主催をやっている自分が他にコンテンツの痛車にしても良いだろうかと葛藤する日々が始まった。周りに「貼りたい時に貼りたいものを貼るのが一番」と話している自分が一番出来ていなかったと当時の様子を話すゆのみさん。
虹ヶ咲を見ていく中で優木せつ菜の発言が自身の過去の現状に重なり合うことがあり涙を流した時もあったとか。直近に控えていたDayDream Finalへの出場を辞退し、自身の今後の痛車について考え直すことにしたという。
時は経ち、アニメの2期がはじまり、第6話「”大好き”の選択を」。を見て改めて感化され自身の考えが固まり、現状の仕様への変更を決意。自身が主催していたイベントの代表も辞退した。
現在の痛車のデザインはprinthouseYAMATOの犬丸氏。「ハマってくれとは言わないから虹ヶ咲を見てくれ!」と懇願し、9月の5thライブの1週間前に現仕様が完成したという。
とにかく「大好き」を詰め込みました!とお話してくださったゆのみさん。「優木せつ菜というスクールアイドルはとにかく大好きという気持ちを大切にしています。それは自分の大好きも、他の人の大好きも。 なので“僕の大好きな優木せつ菜”だけでなく“優木せつ菜の大好きなスクールアイドル同好会のみんな”も同じキャンバスの上で表現しました」と話す。
イラストは自身による書き起こし。アニメのライブシーンを使いたかったが、高画質データを見つけるのが難しいということで重い腰を上げて初めての挑戦を行ったという。
ベースはせつ菜のパーソナルカラーであるスカーレット(緋色)とブラック(せつ菜が黒髪な事に加え、ラブライブ!シリーズで唯一のモノトーンの瞳の持ち主であることからのオマージュ)で構成し、そこに同好会の各メンバーのパーソナルカラーを配置。色合い(色使い)に関しては完全にセオリーを考えずに構成。オシャレ、まとまり、カッコ良さではなく、第一に「大好きが伝わる」痛車を目指して製作された。自身の車両を通して一人でも多くの方に優木せつ菜というスクールアイドルの魅力と、自身の大好きを感じてほしいの一心で作られた痛車。
本誌:アオニン
写真:アオニン、成田白、RISKY
取材協力:G.S.I.M、コスモール、P@TCH WORKS MEET.