[ITAVI*Trip]本州との架け橋になりたい、北海道の痛車に注目。

 ITAVI Trip  
  本州との架け橋になりたい、北海道の痛車に注目。

さらに勢いを、新たな挑戦を忘れない志を大切に。
海を隔てた北海道で挑戦する若者たちに注目してみた。

初回の痛車レポートは”北の大地”北海道の痛車に注目。

取材班が北海道にお伺いしたのは真夏真っ只中の2021年の7月。さぞかし涼しく避暑にはぴったりだろうと思う方が多数だと思うが、残念ながらその日の北海道は97年ぶりに連続真夏日記録を更新した年であった。

今回は全国の痛車イベントで多くのアワードを手にしてきた”こねっちさん”にご協力をいただき、これからの北海道を担ってゆく4人の痛車乗りたちにお話を伺ってきた。

こねっちさんの愛車  (@konelution_9)

北海道の痛車人口は大凡100台、その中でも本州でのイベントを出ることを目的に日々精進している彼らに注目をした。

本州との行き来はフェリーのみ。関東や中部・関西で行われるイベントに参加する場合は長期休暇が必要になるが、そこは力技でカバーするとこねっちさんは語る。今回取材に集まってくれた車両は、2021〜2022年の間に本州へ遠征をした4台だ。

まず、90年代のチューニングカーをコンセプトに制作された池さん(@toarugijyutu)のFC3S。足下はPanasport Racing製のG7。RE雨宮のリップやインナーミラーを取り付け、当時感を表現している。

仕様はストライクウィッチーズのエーリカ・ハルトマン、反対面はゲルトルート・バルクホルン。

デザインはめんちゃかさん。こねっちさんに痛車について相談したところ紹介していただき今回のデザインが完成した。
車内はGReddy製のシフトノブや三連メーター、当時流行っていた2DINのオーディオ機器などで並んでいる。

せるなさん(@selnarmina)の180SX。スポコン痛車で美少女ゲーム「絆きらめく恋いろは、カグヤ」仕様。昨今エアサスやワイドボディの車両が増えているが、スポコンが大好きなので自分のやりたいことを貫き、現在の仕様に仕上がったそうだ。

デザインは、自身で行っておりバイナルとキャラが1:1になるように制作。バイナルを見せつつキャラを惹き立てるデザインを心がけて作られたそうだ。

スポコン仕様の大きな特徴でもあるNOSはトランクに作られたオーディオの真ん中に付けられておりラベルもキャラをあしらった仕様となる。

また、スポコン痛車「グリザイア、風見一姫」仕様のナットさん(Knut28a)。車両は三菱エクリプス。取材当時は痛車にして1週間ほどだったがせるなさんと同じくスポコンと痛車が好きでキャラを車体に貼る決意をしたとのこと。

最後に、「北海道の皆んなを応援したい」と言うことで痛車ビジョンに連絡をくれた、こねっちさん。(@konelution_9

痛車イベントに行ったことがある方なら目にしたことがある方は多いのではないだろうか。

車両は、APR Performanceのボディキットに包まれたひとサイズ大きいランエボ9。取材当時は冴えない彼女の育て方/加藤恵仕様。現在はhololiveの天音かなた仕様。本州のイベントに参加しすぎて、本州にもう一台同等車両があるのではないかと噂をされるほどの行動力の持ち主だ。

kone_01
旧仕様(冴えない彼女の育て方/加藤恵仕様)
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現在の仕様(ホロライブ/天音かなた仕様)

痛車乗りでもあるが、北海道の方々に痛車を楽しんでもらいたいと施工サークルを立ち上げたひとり。現在では数多くの車両を送り出している。

また2021年よりPrime協力のもと、千歳市内にてオールジャンルカーミティング「こねミ」を主催している。

今年も8月28日、千歳アウトレットモール・レラ駐車場にて開催が予定されている。

“俺の強い車を見て欲しい人の為のオールジャンルカスタムカーミーティング”と案内をしているが過半数が痛車での参加とのこと。お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考:オールジャンルカーミーティング こねミ2nd

前回の「こねミ」の様子(公式より借用)

■ 北海道の痛車シップ事情

北海道で痛車をやりたいという方は、江別市にあるハッピープレイスさんに相談するのが良いだろう。
代表の谷口さんはとても気さくな方で、痛車製作に関して悩んでいることなども解決してくれるであろう。

印刷機器や施工場所も揃っており、デザインから施工まで一貫して行えるのはポイントが高い。
痛車を作成にするにあたり、自身がどういうコンセプトの車両にしたいかという考えを持ち、相談にいくとより良い車両を作ることができるだろう。

公式Web:ハッピープレイス

ハッピープレイスさんの店舗
Wrapsicksの皆様(一部ゲスト)

■お手軽に済ませたなら個人サークルに頼むのも一つの手

痛車を始めたいけど、予算があまりない…という方は、こねっちさん率いる”WRAP SICKS”に相談してみるのも一つの手だろう。

北海道の人にも気軽に痛車を楽しんでもらいたいという一声で立ち上がったサークルでもある。
愛車を痛車にしたり、ラッピングを施す、貼る楽しさを感じていただきラッピングカーのオーナー同士での新たな交流の輪を広げたいとこねっちさんは語る。

ラッピングの体験することも可能。
もちろんリーズナブルに施工したいや道外の痛車イベントに参加してみたいなど一歩踏み出したい方も大歓迎だそうだ。

公式Twitter:wrapsicks(@infowrapsicks)さん / Twitter

北海道の痛車イベント事情

「自分の車を痛車にするのはちょっと…けど痛車を見てみたい」という方も多数いらっしゃると思いますので、イベントのご紹介。

今回は過去に当スタッフ(お手伝いさん含む)が取材にお伺いしたことあるイベントを二つ紹介。

・著者:アオニン
・写真:アオニン/成田白
・取材協力:こねっち様

ITAVI TRIP特撮-北海道
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